英字紙The Nationが、12日12:30事に反独裁民主主義同盟幹部のアリスマン・ポンルゥアンローン氏が率いる赤服軍団が、バンコクのヂェーンワタナ通り沿いにあるCATテレコム社に強行突入しヂーラユット総裁を拉致し赤服運転のバイクで連れ去ったと報じている。
同盟側はピープルチャンネルと衛星放送送信所とを結ぶブロードバンド回線の再接続をCATに要求しており、その絡みでヂーラユット総裁がノンタブリー県内にあるテレコムセンターに"連行"されたと見られているという。
しかし、16:30迄に確認した限りでは総裁拉致に触れているのはThe Nationのみで、ネーション系のタイ語報道は、15:00過ぎ時点で同盟の一部デモ隊がCATを包囲しているアリスマン氏のデモ隊支援に向かったと報じており、また、その他のタイ語報道もCATに対して放送遮断及び妨害電波に関する事実関係を追及する為にCAT前に集結しているとのみ報じている。
また、プーヂャカーン紙は、仮に妨害電波の発射元が第11歩兵部隊近衛師団本部からであると判明した場合は、同所前の集結も辞さないとアリスマン氏が語っていたが、その後13;30に直接ノンタブリー県内にあるCATテレコムセンターの責任者と面会しCATが一切放送遮断に関与していない事が分かりデモ隊を引き上げを決定したと報じている。
posted by Jean T. at 18:56| バンコク ☁|
政治経済
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