カッティヤ・サワディポン少将は13日、スナイパーを配置し15人(発言まま)の赤服軍団を殺害したステープ副首相、プラウィット防衛大臣及びアヌポン陸軍司令官の3人こそが真のテロリストであると指摘した。
カッティヤ少将は、先にアピシット首相がテロ集団が反独裁民主主義同盟のデモ隊に紛れ込んでいたと指摘した事に対して、15人の死亡したデモ隊員が何れも胸部や頭部を狙撃されて死亡していたなど、プロのスナイパーが現場に配置されていた事は明らかであると指摘した上で、プラウィット防衛大臣は情報を歪めず、スナイパーの所属先等の事実関係を明確にするべきであると指摘した。
更にカッティヤ少将は、10日行われた強制排除行動の際に軍の前方部隊がゴム弾を発砲し、後方部隊がM16を発砲していた事に堪忍袋の緒が切れた、背後関係不明の人を殺害する意志を持っていない部隊がデモ隊の支援に入ったと指摘した上で、政府に対してデモ隊に対する対応を誤ると取り返しの付かない結末を迎える事になると指摘した。
カッティヤ少将によると、背後関係不明の同盟幹部とのコネクションが無い部隊が、デモ隊が軍から奪い取った20台以上の軍用車両、多数のM16ライフルを使用して反撃してくるおそれがあるのだという。
一方、強制排除の際に撮影された武装した黒服を着込んだ人物に関しては、衣装が同盟の自警組織とは異なっていると指摘した上で、政府側がデモ隊の信用を失墜させる為に仕込んだ可能性が高いと指摘した。
posted by Jean T. at 00:40| バンコク ☀|
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