反独裁民主主義同盟幹部のウィーラ・ムシッカポン氏は16日夜、バンコクの戦勝記念塔前に連日集結し活動を展開している議会解散反対、政府支持等を訴える様々な色グループに対する嫌がらせや、活動妨害等を行わないよう集会参加者に要請した。
ウィーラ氏によると、解散反対派と赤服軍団との間で衝突が発生した事を口実に政府側が不当な強制排除に乗り出すおそれがあるという。
これに先立ち、首都圏警察本部のアムヌワイ副本部長が、愛国団体やFacebook等の呼びかけにより戦勝記念塔前に集結している解散反対派の人数が徐々に膨れあがり、同盟が集会活動を展開しているエリア近くにまで占拠するエリアが拡大し、同盟のデモ隊との間で一触即発の事態を誘発するおそれがあると指摘していた。
一方、議会解散反対を訴えるピンク色の服を着たグループを中心にした様々な色グループは、16日午前に平和維持本部が置かれている第11歩兵部隊近衛師団本部前に集結し、議会解散反対や政府支持、同盟に対する厳格な法の執行等を訴える活動を展開した。
グループの中には、民主主義市民連合(黄服)の主要メンバーで元国軍本部長付顧問団長のパトムポン・ガセーンラスック大将や連合顧問弁護士のニティトン・ラムルゥア氏の姿も見られたという。
posted by Jean T. at 11:40| バンコク ☁|
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