この方針は、チャワリット元首相とソムチャーイ前首相共同で行われた記者会見の席上で明らかにされたもので、チャワリット元首相は、長期間に渡るタイ人同士の対立を終了させ、一両日に予想される国家に更なる損害をもたらす事態の発生を防ぐ為に国王のお出ましを要請したいと語った。
また、両首相は、民主主義の欠如と不公正が国内問題の元凶であると指摘した上で、危機的状況にある情勢解決の為に政府に対して、(1)暴力的な手段の使用及び国民の殺害を止めること、(2)政治活動中のデモ隊員が死亡する事が今後無いことを保障すること、(3)非常事態宣言を解除し政治的活動を行う国民の権利を回復させること、(4)歪曲情報や一方的な情報提供行為やメディアに対する遮断措置を中止すること、(5)即時解散し主権を国民に返上することの5つの要求の実現を要求した。