2010年04月21日

パッタヤーで日本人女性があわやの強姦被害

 各報道によると、21日未明チョンブリー県パッタヤー地区内で、20歳の日本人女性がバイクタクシーの運転手に性的暴行を受けそうになるという事件が発生した。

 被害にあった女性によると、21日3:00(報道により2:00)頃に食べ物や飲み物を買うために宿泊先のハードロック・ホテルを出たが、買い物を終えた後で道に迷ってしまい、たまたま通りかかった30歳から40歳位のバイクタクシーの運転手に道を聞いたところ、ホテルまで乗せていってあげると言われた為、タイ人には同情心があると思い信用してバイクの後部座席に乗ったという。

 ところが、その後男にホテルではなく人気の無いビーチに連れ込まれ、そこで暴力を振るわれた上で性的暴行を受けそうになったが、爪でひっかいたり、大声で叫ぶなどして抵抗した為、男はあきらめてバイクで逃げていったという。

 尚、被害にあった女性は、今回の一件が事件として取り扱われる事を希望していないという。

posted by Jean T. at 18:53| バンコク ☀| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

同盟、21日夕方に政府との直接協議の是非に関する協議

 反独裁民主主義同盟幹部のナタウット・サイグゥア氏は21日、同日夕方に招集される幹部間協議で政府との直接協議の是非に関して協議される見通しである事を明らかにした。

 これは、先に同盟内の一部幹部が緊張緩和の為に政府との直接協議行うべきであるとの声が上がっていると伝えられている事を追認したもの。

 マティチョン紙等によると、現在同盟内の間で25日迄に強制排除策が取られるとの不安が広がっている事を受け、強硬派と目されているクワンチャイ・プライパナー氏等一部幹部の間から要求レベルを15日以内の解散から3ヶ月以内の解散に引き下げて政府との間で和解交渉を行うべきであるとの声が上がっており、21日夕方に招集される幹部間協議で要求レベル引き下げを前提とした政府との直接協議の是非に関する協議が行われる予定になっているという。

posted by Jean T. at 18:05| バンコク ☀| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

同盟、J.Jなる高貴な女性がアヌポン陸司にデモ隊に対する措置を要求

 反独裁民主主義同盟幹部のナタウット・サイグゥア氏は21日、J.Jなる高貴な女性がアヌポン陸軍司令官に対してデモ隊に対する強硬な措置を要求したとの情報があることを明らかにした。

 ナタウット氏によると、件の女性は電話で直接アヌポン陸軍司令官に対して、ラーチャプラソン交差点を占拠し集会活動を展開しているデモ隊に対して早急に強硬策を講じて集会会場を開放するよう要求していたという。

posted by Jean T. at 17:42| バンコク ☀| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ナタウット氏、1億で国家騒乱を請け負ったとの指摘を否定 - DSIは捜査を開始

 反独民主主義同盟幹部のナタウット・サイグゥア氏は、1億バーツで国家騒乱を請け負い現在の活動を展開しているとする恩師の指摘を事実では無いと否定した。

 この発言は、先にナコン・シー・タンマラート県内在住のナタウット氏のマタヨン課程時代の恩師と名乗る人物がネーション系のメディアと行われたインタビューの中で、ナタウット氏は1億バーツで国家騒乱を請け負ってると指摘した上で、法務省特別捜査局(DSI)に対して現金の流れの捜査に乗り出すべきであると指摘した事を受けたもので、ナタウット氏は、発言者が恩師で、過去に1億バーツを見て触った事があると話したこと等、恩師の自分に関する発言の全てを否定せず受け入れるが、唯一1億バーツで国家騒乱を請け負ったとする部分だけは否定させて貰いたいと語った。

 ナタウット氏によると、恩師の発言の背景に自分が過去に敬愛の念を示していたプレーム枢密院評議会議長の攻撃に関与している事や、政府副報道官時代に恩師から校長ポストの働きかけ要請があったが、政府崩壊により要請に応えることが出来なかったことがあるのではないかという。

 一方、DSIのターリット局長は、テロ案件に絡む資金の流れに関する捜査権がある事を確認した上で、ナタウット氏が国家騒乱を請け負うために受け取った1億バーツを故郷のシチョン郡内のリゾート事業に投下したとする元軍防衛センターのナンタデート・メーカサワット中将からの告発に基づきナタウット氏が絡む資金の流れに関する捜査を開始する方針である事を明らかにした。

 尚、ナタウット氏は、親族がリゾート経営に関与している事は認めたが、自身が資金を投下したとの疑惑については否定している。

 また、ターリット局長は、同盟幹部のウィーラ・ムシッカポン氏がイギリス国内で土地を取得し息子にレストランを経営させている件や、ヂャトゥポン・プロームパン氏や同盟の各地方、県幹部の資産額が不自然に増加している件についても捜査を行う方針である事を確認した。

posted by Jean T. at 16:59| バンコク ☀| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

パッターニーの警察署を狙った瑠弾、自動車爆弾を使用した連続爆破、50人前後が死傷

 各報道によると、パッターニー県県都内で、21日8:00過ぎから10:30頃までにかけて連続して県都警察署を狙ったと見られる爆破事件が発生し、警察官2人が死亡(報道により1人)し、50人前後が負傷した。

 最初の爆発は21日8:00過ぎ、県都警察署の敷地内で国旗掲揚・国家斉唱を終え、署長の訓辞が行われていた最中に発生し、警察官2人が死亡し、40人前後が負傷した。

 バイクに乗った2人組が、国家斉唱を終え署長の訓辞を聞いていた署に所属する警察官約100人に向けM67(報道によりM79)を投げ込んだと見られている。

 更に、同日10:30頃、県都警察署の駐車場近くに駐車してあった乗用車から爆発が発生し、住民等10人前後(報道により5人前後)が負傷した。

 先だって発生した爆破事件の現場検証中だった当局者を狙って爆破させたと見られ、この爆発の衝撃で10台以上の車や付近にある複数の店舗が被害を受けている。

 警察は、何れも同一の分離主義組織に通じるグループによる犯行と見て捜査を開始した。

posted by Jean T. at 15:33| バンコク ☀| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

(更新)燃料供給路を狙ったテロ? ラムルッガーの航空燃料タンクを狙い爆発物 - M79/RPGが使用されたとの見方

 21日14:00過ぎ迄に確認出来た各報道によると、同日2:00頃、バンコク隣県のパトゥムターニー県ラムルッガー郡内にある石油貯蔵所内にある航空燃料用タンクで火災が発生し、当該タンクへの燃料供給路を一時遮断させた上で消火作業が行われる事態になった。人的被害は確認されていない。

 これまでの調べで、何者かがタンクに向け2発のM79ないしはRPGを撃ち込み、内1発が爆発していた事が確認されている。

 当該タンクに貯蔵されている航空燃料はパイプラインを通してスワンナプーム国際空港に供給されているが、今回の火災による供給への影響は無いという。

 警察側は、インフラを狙ったテロの可能性があると見て、先にアユッタヤー県内で発生した高圧鉄塔爆破との関係を含めて捜査を行っている。

posted by Jean T. at 12:36| バンコク ☀| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

同盟、今度はヘリコプターに対抗する為にバンファイ攻撃の用意

 20日、反独裁民主主義同盟のデモ隊が、ラーチャプラソン交差点の集会会場の上空を旋回しているヘリコプターによる催涙弾の投下を防止する為にバンファイ(秩父の龍勢に類似した大型ロケット花火)の用意を進めている事が明らかになった。

 これまで同盟は、コムローイや風船等を空に打ち上げ対抗した事があるが、殆ど効果なく、また10日に衝突が発生した際にはレーザー光線がヘリコプターに向け照射されたり、何者かが銃弾を発砲しヘリコプターの乗組員1人が負傷していた。

 また、民主主義市民連合が首相官邸を占拠していた時には、現同盟幹部のクワンチャイ・プライパナー氏が、バンファイを利用して占拠中のデモ隊を蹴散らして見せると発言した事もあった。

 一方、平和維持本部のサンスゥン報道官は、同盟が集会会場内で2-3メートル長のバンファイを大量に確保している事を明らかにした上で、ヘリコプター以上に集会参加者に危険をもたらすおそれがあるとして、集会参加者に対して早急に会場外に出て帰宅するよう呼びかけた。

 また、サンスゥン報道官は、同盟のデモ隊が、当局攻撃用の大量のコンクリート塊を歩道等を壊して確保している事を明らかにした上で、バンコクの行政当局に対して早急にかかる行為に対して法的措置を講じるよう要請した。

posted by Jean T. at 00:11| バンコク | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ポンティップ科捜研所長を平和維持本部の委員に任命

 パニターン政府報道官代行は20日、同日招集された定例閣議の席上で法務省科学捜査研究所のポンティップ・ローヂャナスナン女史を10日に遡って平和維持本部の委員に任命した事を明らかにした。

 この人事により、10日に発生した軍と反独裁民主主義同盟のデモ隊との衝突により死傷した者に対する調査を初めとする各案件に対するより詳細且つ迅速な調査の実現を期すことが出来るとしている。

 また、パニターン報道官代行は、法務省特別捜査局が担当している衝突案件の調査作業にポンティップ所長が合流するかについては現時点では決定されていない事を明らかにしたが、調査関連のデータをポンティップ所長が提供する事に関しては問題ないとの考えを示した。

posted by Jean T. at 00:05| バンコク | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする