2010年04月28日

平和維持本部、集会場に通じる6路線の封鎖準備を指示

 ポストトゥデー紙によると、平和維持本部は28日、交通警察局に対して各地区の警察署と連絡を取り反独裁民主主義同盟の集会会場があるラーチャプラソン交差点に通じる6路線を夕方以降に封鎖する為の準備を進めるよう指示した。

 対象となる地点は、パヤータイ交差点、サーラーデーン交差点、ポンプララーム交差点、ナラーティワート通り交差点、アンリドゥナン交差点及びアソークモントリー交差点の6箇所で、この指示を受け首都圏警察本部トーンロー署及び同ルンピニー署が軍・警察合同部隊の当該地への配備に備えて封鎖に向けた準備作業を開始した。

posted by Jean T. at 20:04| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

衝突関連のTwitter投稿まとめ。タイ時間17:00まで

日本のTwilogを使用している為時間表示が日本時間になっています。

速:各報道によると、13:30過ぎドーンムァン空港前を通過しアヌソーンサターン方面に向かっている同盟デモ隊と軍が対峙。軍側はゴム弾を発砲。 #ThaiRedJ

posted at 15:53:48

速:同盟デモ隊、10輪トラック2台をドーンムァン空港近くの路上に横付けし上り車線を封鎖。トラックはデモ隊が強奪したものとの報も。 #ThaiRedJ

posted at 15:58:02

速:同盟デモ隊、13:50過ぎ現在、軍によるゴム弾発砲により警戒線を突破できず。複数の負傷者がいるとの報道も。 #ThaiRedJ

posted at 16:00:07

速:デモ隊を率いているクワンチャイ氏、逮捕状が発行されている自分が当局のターゲット。現在車内に身を潜めているため街宣車上でデモ隊の指揮を執る事ができない。 #ThaiRedJ

posted at 16:06:04

速:対峙現場上空に2機のヘリコプター。デモ隊側はロケット花火で対抗するも、実弾の発砲音と聞き分けが出来なくなるおそれがあるとしてデモ隊幹部が花火の打ち上げを禁止。 #ThaiRedJ

posted at 16:08:03

速:対峙現場付近のドライバーの多くが車を乗り捨てアヌソーンサターン近くのガソリンスタンドに避難。一方、ASTV系のTANはデモ隊がウィパワディー沿いのガソリンスタンドを占拠と報じる。 #ThaiRedJ

posted at 16:12:04

速:デモ隊側の一部車にはガスボンベが積載されているとの由。依然ヘリコプターや当局に向けたロケット花火、竹槍、パチンコ攻撃続く。 #ThaiRedJ

posted at 16:14:45

速:同盟ヂャトゥポン氏、対峙中のデモ隊のラーチャプラソン交差点への撤退を指示。クワンチャイ氏の逮捕だけは徹底阻止しろとのこと。 #ThaiRedJ

posted at 16:17:49

同盟クワンチャイ氏が逮捕を恐れて指揮を執れなかった為、ドーンムァンとアヌソーンサターンの2箇所に別れて衝突する事態になった模様。RT @go2bkk: .@phawuth ドンムアン空港前とアヌソーンサターン(?)の二箇所で衝突しているようです。 #ThaiRedJ

posted at 16:30:06

アヌソーンサターン、Zeer前、ドーンムァン先の三箇所みたいですね RT @go2bkk: @Jean_bkk 今現在、TVニュースの中継は三箇所で衝突と伝えています。 #ThaiRedJ

posted at 16:44:15

タイラットの速報でもクワンチャイ逮捕と伝えていますね。 RT @cosicosi1963: クワンチャイ氏、逮捕の情報。未確認。 #ThaiRedJ

posted at 16:48:27

速:当局の妨害にあいガス充填所に逃げ込んだドーンムァンからラーチャプラソンに引き上げる途上にあったデモ隊と当局官で衝突。TPBSより #ThaiRedJ

posted at 16:56:16

速:アヌソーンサターンで2回目の衝突。軍側がゴム弾、催涙弾を使用。 #ThaiRedJ

posted at 17:03:21

速:同盟ヂャトゥポン氏、デモ隊にアヌソーンサターン周辺に集結している軍の包囲を指示。空軍が幹部射殺の為に狙撃チームを組織と指摘。 #ThaiRedJ

posted at 17:53:17

@torakichi_kondo ラーチャプラソンは衝突の報で動揺が広がっているようですが、シーロムでは今現在大きな動きは伝えられていません。

posted at 17:54:27

速:ラーチャダムリの赤服ガード、ヂュラー病院救急用出入り口前を封鎖。軍が強制排除の為に出入り口を使用する恐れがある為。ネーションchより #ThaiRedJ

posted at 17:58:44

速:アヌソーンサターンの衝突で軍1人が死亡。タイラットより #ThaiRedJ

posted at 18:00:48

速:サーラーデーン、またはヂュラー病院近くで二回の爆発音。バンファイ亜系のタライまたは爆竹との見方。 #ThaiRedJ @torakichi_kondo

posted at 18:17:37

速:同盟幹部ヂャトゥポン氏、ステージ上でクワンチャイ氏が逮捕いされていない事を確認。先にナタウット氏が電話でコンタクトがとれている事を確認。 #ThaiRedJ

posted at 18:19:14

速:赤服ガードがサーラーデーンの竹槍砦に調理用ガスボンベを配置。前日のネーション系速報によると、一部のボンベは強制排除時に火炎放射器として使用可能な状態になっているという。 #ThaiRedJ
posted by Jean T. at 19:02| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

タラート・タイに向け移動中の同盟デモ隊と軍との間で衝突、同盟は引き上げを指示

 28日15:30過ぎまでに確認出来た各報道によると、同日13:30前パトゥムターニー県ラーンルワン郡内のタラート・タイに向け進行していた反独裁民主主義同盟のデモ隊と軍との間で衝突が発生し、周囲一帯が混乱する事態になった。

 衝突は、ドーンムァン空港先、Zeerランシット前、アヌソーンサターン付近の三箇所で発生し、軍側は、投石やロケット花火等で対抗してくるデモ隊に対してゴム弾や催涙弾で応じ、15:30現在折からの大雨も手伝い小康状態を保っている。

 また、デモ隊を指揮していた、逮捕状が発行されているクワンチャイ・プライパナー氏が、逮捕やスナイパーによる狙撃をおそれ、ドーンムァン空港手前付近で姿を眩ましデモ隊の指揮を放棄した事が情勢の混乱に拍車をかけたと指摘されている。

 クワンチャイ氏はネーションチャンネルの電話取材に対して、逮捕から逃れる為に車内に潜んでおり、街宣車に上りデモ隊を指揮する事ができない事を認めていたという。

 タイラット紙の速報は、クワンチャイ氏がラーチャプラソン交差点に向け引き上げる途上で当局により身柄を確保されたと報じているが、15:30現在事実関係は確認出来ていない。

 今回の衝突を受け幹部のヂャトゥポン・プロームパン氏はデモ隊のラーチャプラソン交差点への引き上げを指示したが、一部のデモ隊には指示が伝わっておらず、トールウェー上から投石するなどの攻撃を仕掛ける場面も見られており、また、当局側に引き上げを阻止されたドーンムァン付近に集結していたデモ隊が、近くのNGVガス充填所に避難し態勢を整えているとの報道もある。

 また、タラート・タイ付近に集結していたパトゥムターニー県のデモ隊も15:30迄に解散を決定した模様。

 幹部のヂャトゥポン氏によると、デモ隊の引き上げが当局により妨害された場合には、ラーチャプラソン交差点から戦力を派遣する事もあり得るという。

posted by Jean T. at 17:44| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

同盟、パトゥムのパホンヨーティン通り検問所奪還の為にデモ隊を派遣

 反独裁民主主義同盟幹部のナタウット・サイグゥア氏は28日10:00過ぎ、26日夕方に軍・警察の合同チームにより強制排除された、パトゥムターニー県クローンルワン郡内のパホンヨーティン通り上の赤服軍団による検問所を奪還する為にデモ隊を派遣する方針を明らかにした。

 現場はプラ・タンマガーイ寺、タラート・タイ、タンマサート大学ランシット校近く。

 軍による過激行動に抗議すると共にパトゥムターニー県の赤服軍団の誇りを取り戻すとしている。

 この方針発表を受け、幹部のクワンチャイ・プライパナー氏率いる約200台のバイクを先頭にした100台前後の車両で構成されたデモ隊が現場に向け移動を開始した。

 また、ナタウット氏は、強制排除の際に軍側による過激行動があった事を裏付ける写真を公開した上で、正しい情報を伝えないマスコミに対して不快感を示した。

* 現場周辺地図

posted by Jean T. at 13:00| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

バン銀タリンチャン支店に向けM79、集会場近くでは軍に向けピンポン弾

 28日9:30迄に確認出来た各報道によると、同日3:30頃、バンコクのタリンチャン区内にあるバンコク銀行タリンチャン支店前の駐車場で爆発が発生し、広告看板や駐車中の車に被害をもたらしたが幸い人的な被害は無かった。

 定期巡回中の警察官が支店前の巡回を終えた約5分後に爆発が発生したとの報道もある。

 警察側は、犯行にM79が使用されたと見て捜査を開始した。

 一方、タイラット紙によると、28日3:00頃に反独裁民主主義同盟の集会会場に近いアンリドゥナン交差点の警戒に当たっていた約20人の軍・警察の合同チームに向けピンポン爆弾と思われる爆発物が投げ込まれた。

 爆発物は、同盟の自警組織員が立ち番をしている交差点上に架かる歩道橋上から投げ込まれたと見られ、また、軍側は情勢扇動目的では無く軍に危害を加える目的で爆発物を投げ込んだとの見方を示しているという。

posted by Jean T. at 11:38| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

チャワリット元首相、首相は殺人者 - 情勢解決に乗り出す用意

 チャワリット元首相は27日、アピシット首相とステープ副首相は国民を殺害する残虐な思想を持った犯罪者であると指摘した上で、国民は、国民の殺害を命じた両者から代償を引き出すためにあらゆる手段を講じて挑んでくるだろうと指摘した。

 この発言は、チャワリット元首相がテロリストの親玉であるとする政府側の発言を否定した際になされたもので、同元首相は、自分は常に平和的手段を旨としてきたとしテロリストとの指摘を否定した上で、政府側は自分を元軍高官やテロリストと結びつける事により国民を混乱させようとしていると非難した。

 また、チャワリット元首相は、アピシット首相に対してリーダーシップを発揮して考えが異なる者を敵と見なさず、全ての層の国民の声に耳を傾け問題対策にあたるべきであると指摘した上で、仮に同首相が情勢の改善を実現させる事ができなかった場合は、自らが解決に乗り出す用意があるとした。

posted by Jean T. at 01:38| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

強制排除の準備は出来ている、あとは"時"を待つのみであると平和維持本部

 平和維持本部のサンスゥン報道官は27日、既にバンコクのラーチャプラソン交差点を占拠し集会活動を展開している反独裁民主主義同盟のデモ隊に対する強制排除の準備が完了しており、後は実行するに適切な時を待つだけの状態である事を明らかにした。

 サンスゥン報道官によると、強制排除の際にデモ隊と対峙するケースが発生した場合には、約100メートルの距離を置いて放水や催涙弾、長距離音響装置によりデモ隊を40メートル弱の距離まで近づけないようにして排除にあたる方針で、また当局側には自己防衛用に実弾が入った拳銃を携行させる方針だという。

 また、集会会場内への武器の入出を阻止する為に毎日4:00から6:00にかけてラーチャプラソン交差点周辺の6箇所に部隊を配置する方針だという。

posted by Jean T. at 01:31| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

チャルゥム氏、不審任審議で確実に政府が崩壊 - 民主党解党案件監視委員会を設置

 プゥア・タイ党下院議員団長のチャルゥム・ユーバムルン警察大尉は27日、政府を確実に崩壊へと導くことが出来る強力な証拠が揃っているとした上で、5月21日に不審任決議案を提出できる見通しである事を明らかにした。

 チャルゥム警察大尉によると、これまで予定されていたアピシット首相、ガシット外務大臣、チャワラット内務大臣に加えて、新たにソーポン運輸大臣、ステープ副首相及びサーティット首相府大臣を審議対象に含める予定で、特にソーポン運輸大臣を対象にした審議により東北地方に於けるプームヂャイ・タイ党の勢力を完全に絶つ自信があるという。

 尚、党側は27日、党内で意見調整をする必要があるとして、不審任決議案提出の是非に関する判断を数日間先延ばしにする方針を確認している。

 また、チャルゥム警察大尉は、迂回献金案件が絡む民主党の解党審理の行方を見守る為に5人で構成された解党案件審理監視委員会の結成を党に提案する考えである事を明らかにした上で、万が一不解党判断が憲法裁判所から下された場合は、演説活動を通して国民に司法の不公正を訴える考えである事を明らかにした。

posted by Jean T. at 01:26| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

逮捕された赤服俳優の車から黒服の物と思しきDNA

 法務省科学捜査研究所のポンティップ所長は27日、逮捕された赤服軍団メンバーで俳優のメーティー・アモンラウティグン容疑者の車両内にあった黒い覆面についていた汗染みから、10日に発生した衝突の際に目撃されていた武装した黒服を着込んだ集団内にいたと見られる人物のDNAを採取した事を明らかにした。

 また、ポンティップ所長は、22日夜にシーロム通りで発生した5発のM79が撃ち込まれた事件に絡んで、当該M79が発射された位置や発射方法等に関する解明を終え既にアピシット首相とピーラパン法務大臣に報告済みである事を明らかにしたが、詳細に関してはアピシット首相が発表する立場にあるとして明らかにしなかった。

posted by Jean T. at 01:21| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする