2010年08月09日

国家警察委員会、大方の予想通りウィチヤン国家警察副本部長を次期本部長に指名

 各報道によると、国家警察委員会(議長アピシット首相)は9日、アピシット首相が推薦した国家警察副本部長(治安担当)のウィチヤン・ポットポーシリー警察大将を次期国家警察本部長に指名した。

 同日招集された国家警察委員会には、ピーラパン法務大臣を除く首相を含む10人の委員が出席し、9人がウィチヤン警察大将に投票し、推薦者のアピシット首相は投票を棄権した。

 尚、ネーション系のメディアだけは、出席者9人の内、棄権した首相を除く8人がウィチヤン警察大将に投票したと報じている。

 民主党の強力な後押しがあったとされるウィチヤン警察大将は現在56歳で、本部長就任から定年退官まで3年間残されているが、今後の政権交代次第では3年を全うせず本部長職から解任されることもあり得る。

 ウィチヤン警察大将は、パチャラワート前国家警察本部長が退官日まで休職を宣言した際にアピシット首相により国家警察本部長代行に任命されたことでも知られている。

 また、パチャラワート前本部長の退官後、後任の国家警察本部長が指名されないまま警察監察官のパティープ・タンプラスゥト警察大将が本部長代行を務めていた。

posted by Jean T. at 18:35| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

首相、2000年覚書の破棄要求を拒否 - ネットワークは座り込みを一時中止

 各報道によると、アピシット首相は8日、民主主義市民連合系の愛国者ネットワークの代表と行われたカオプラウィハーン問題に関する公開討論の席上で、ネットワーク側から破棄を求められている2000年覚書を破棄する考えが無い事を確認した。

 アピシット首相は、カンボジアによるカオプラウィハーン遺跡周辺の国境紛争地の不当な占拠や利用を阻止する上でも2002年覚書は有用であり、それを破棄することはカンボジア側に対して容易な占拠・利用を可能ならしめることに繋がるとして、あらためてネットワーク側の破棄要求を受け入れる考えが無い事を確認した。

 ネットワーク側が、覚書によりカンボジアが主張する国境線をタイ側が受け入れたと指摘していることに関しては否定した。

 また、カンボジアの住民が紛争地に侵入していることに関しては、国境線上で両国間の衝突を引き起こしている10年来の懸案事項であることを認めた上で、タイの主権を守る為に必要と判断されれば、武力行使による不法侵入の阻止も辞さない考えであることを明らかにすると共にガシット外務大臣に対して防衛省と共同で外交的な手段での問題解決に取り組むよう指示している事を明らかにした。

 一方、連合及びネットワーク側は、首相の見解に一定の評価を下した上で、2000年覚書のままではタイ側が領土を失う可能性を完全に拭い去ることが出来ないとして、あらためて覚書の破棄を要求すると共に代わりに1904年にフランスとの間で締結された協定に則りタイ側の主権を主張するべきであると指摘した。

 また、第一地区本部前で座り込み活動を展開していたネットワーク幹部のチャイヤワット・シンスウォン氏は、座り込み活動の一時中止を宣言した。

 チャイヤワット氏は、座り込み参加者が伸び悩んでいることを一時中止の理由にあげた上で、末端幹部等と今後の活動戦略を練り直した上で活動を再開する考えであることを明らかにした。

posted by Jean T. at 01:55| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

公開討論は狂信的な愛国心を鼓舞するだけ、各階層参加による国家的問題として取り組むべき

 各報道によると、プゥア・タイ党のプロームポン報道官は7日、政府と民主主義市民連合との間で行われたカオプラウィハーン遺跡問題に関する公開討論は、国民の狂信的な愛国心を鼓舞することを意図した、カンボジアとの国家関係という繊細な問題に影響を与えるだけのものであると指摘した上で、政府及び連合側に真摯に問題解決に取り組む考えがあるのであれば、国家的問題として各階層の参加のもとで解決に取り組むべきであると指摘した。

 更にプロームポン報道官は、政府は抱きかかえてくれる者がいなければ存続不可能な手をしゃぶっている子供のようなものであると指摘した上で、特にタクシン元首相を追っかけているだけで何もしていない、ビジョンを持たず世界各国から信頼されていないガシット外務大臣が一体何をやっているのか政府は説明するべきであると指摘した。

 また、プロームポン報道官は、ウィーラ・ソムクワームキット氏率いる愛国者ネットワークが非常事態宣言施行規則に違反して首相官邸前に集結できた背景に、コネクションがあるデモ隊に対する政府側の二重基準や差別的職務遂行があると指摘すると共に、連合と同様に法的責任を問われている赤服が収監されている中で、連合が集結している会場の壇上に首相が立っても国内和解の実現は不可能であると指摘した。
posted by Jean T. at 01:49| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

高学歴ほど社会的公正の恩恵を受けていないと感じる、7月度の総幸福量は6.52点

 私立アサンプション大学が行う世論調査ABACポールが、28県内在住の5,570人を対象に6月から7月にかけて行った調査で、42.6%の回答者が日常生活で社会的公正の恩恵を大いに受けていると回答する一方で、35.7%の回答者が恩恵をあまり受けていない、21.6%の回答者が程々に恩恵を受けていると回答していたことが明らかになった。

 また、学歴別では、大卒以上の回答者の48.9%があまり恩恵を受けていないと回答する一方で、大卒未満の回答者の44.9%の回答者が恩恵を大いに受けていると回答し、高学歴者ほど社会的公正の恩恵を受けていないと感じていることが浮き彫りになり、また政府支持層の51.2%、中立層の39.4%、政府不支持層の34.4%が恩恵を大いに受けていると回答し、政府支持層ほど社会的公正の恩恵を大いに受けていると感じていることが明らかになった。

 一方、7月度の総幸福量に関しては、10点満点中6.77点と6.52点だった前回調査に対して僅かに延ばす結果になる一方で、幸福を阻害する要因に関しては、多くの回答者が政治的雰囲気や公務員による不当な行いをあげた。

posted by Jean T. at 01:38| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。