2011年01月09日

首相、9つの政策を核とした国民生活支援・福祉策を発表

 アピシット首相は9日朝放送された定例政見放送の中で、国民への新年の贈り物として、20億バーツ強の予算を投じた9つの政策を柱とした国民生活支援・福祉策の概要を以下の通り明らかにした。

1.社会保険の対象外となっている自由業者に対する保険受益機会の創成。対象外となっている者を対象に月々70バーツないしは100バーツを支払う事により、社会保険の対象となっている者と同様な保険の恩恵を受ける事ができ、また政府は各人の負担額に応じて30バーツないしは50バーツを保険基金向けに上乗せ補填。

2.タクシー運転手や露天商に対する特別低利融資の提供。

3.バイクタクシー運転手に対する福祉受益機会増を期した登録の促進及びヘルメットや登録番号入りユニフォームの支給。登録の促進により、受け持ち地区の自警組織要員としての任務を兼務。

4.不当請求による収入減防止の為の露天商の商い可能ゾーンの増設及び観光促進を期した商い可能ゾーンの見直し。

5.石油基金からの資金投下による家庭用及び運輸用LPGガスの価格抑え込み。

6.月あたり90ユニットを超えない電力使用者に対する永久使用料無料化措置及び電力使用量に応じた段階的電力使用料金制度の導入。

7.食用畜肉関連を中心とした農業部門に対する負担軽減策。

8.鶏卵のキログラム販売制度の導入。これにより、販売価格に反映されていた鶏卵選別の為の費用を軽減できる。

9.国民の生命・財産の安全確保の為に、監視カメラの増設、人員増強、職務遂行体制の見直しを進め向こう6ヶ月以内に20%の犯罪発生件数減を目指す。

 以上9つの政策は11日の閣議承認を経た上で専門作業部会を設置し1月中の政策実行開始を視野に入れた詰めの検討を行う方針だという。
posted by Jean T. at 14:00| バンコク | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

プレーム議長系の学校で爆発、情勢扇動目的と見て捜査を開始

 各報道によると、8日3:00頃、コーンケーン県ナムポーン郡にあるプレーム枢密院評議会議長系財団経営の学校の図書室前で爆発が発生し、入り口のドアー等に被害をもたらしたが人的な被害は無かった。

 TNTないしはC4が犯行に使用されたと見られている。

 同校では昨年初旬に2回に渡り爆発事件が発生していたが、破壊力のある爆発物が犯行に使用されたのは今回が初めて。

 警察は、情勢扇動及び今後の更なる情勢の激化を警告する目的で爆発物が仕掛けられた可能性もあると見て捜査を開始した。

* 報道動画
http://goo.gl/u08sf

posted by Jean T. at 12:49| バンコク | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

38歳男、子供に会いに来た妻の前夫を射殺し逃走

 各報道によると、8日10:00頃、トラート県カオサミン郡内の民家内で、家主の男(39)が訪問してきた男性(41)を射殺し逃走した。

 調べによると、男性は男の妻(45)の前夫で、子供の日にあわせて妻の最初の夫との間に生まれた24歳の娘及び妻と男性との間に生まれた11歳の息子と一緒に出かける為に訪れたところで男に射殺された。

 妻によると、男性と2人との子供との関係は良好で、度々2人に会うために家を訪問していたという。

 警察は、男が嫉妬に駆られて男性を射殺したと見て現在逃走中の男の行方を追っている事を明らかにした。

posted by Jean T. at 12:46| バンコク | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ラムパーンでリス族の男を麻薬所持容疑で逮捕

 各報道によると、第5地区警察本部は8日、チェンマイ県メーテーン郡内在住のリス族の男(29)を販売目的で麻薬を所持していた容疑でラムパーン県ヂェーホム郡内に設置された検問所で逮捕し、麻薬ヤーバー296,000錠等を押収した事を明らかにした。

 男は取り調べに対して、1錠あたり1バーツの報酬で雇われて、当局の麻薬に対する警戒態勢が弱まると思われる子供の日を利用してパトゥムターニー県内にあるタラート・タイの顧客宛に届ける途上だったと供述しているという。

posted by Jean T. at 12:45| バンコク | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする