2008年06月27日

サマック首相が初めて野党と同調、商務大臣の失策を非難

 26日午前、3日目となる不信任審議に出席したサマック首相は、ミンクワン副首相兼商務大臣が己のイメージ作りの為に米を格安で放出した事により米価の不安定を招いたとする民主党の指摘に対して、全ての責任は、格安で米を放出する事に反対していた首相の意見に耳を傾けず、商務省内の官僚の誤ったアドバイスのみに耳を傾けたミンクワン大臣側にあると指摘した。

 この発言は、民主党のトライロン副党首が、ミンクワン副首相兼商務大臣がが経済の基本原則を無視し、己のイメージ作りの為に誤った政策を推進してきたと指摘した上で、一つの例として、タクシン政権時代に貧困救済策の一貫として取り組まれた青旗印をトレードマークとした格安物品提供プロジェクトの一つとして、格安で米を放出し、世界の米価市況に影響を与え、結果としてタイ国内の農家の生計に影響を与えたと指摘した事を受けたもので、米の格安放出の中止を命じた立場で答弁にたったサマック首相は、ミンクワン大臣が、商務省の官僚の言葉のみに耳を傾け、大々的な広報と共に青旗印の米を格安で放出した事が世界的な米価不安定を招く元凶になったと非難した。

 サマック首相によれば、真に貧困層を救う目的で米を放出するのであれば、大々的な広報を行わず、ひっそりと必要な量だけ放出すれば済む話なのだという。
posted by Jean T. at 02:00| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。