尚、問題の贈賄未遂に関しては、別途警察に対して刑事告発が為されている。
* タイ・英語何れの報道も見出し等で3人のタクシンの顧問弁護士に実刑が下されたと報じていたせいか、3人全員が弁護士だったかのように受け止められがちですが、これまでの報道を見る限りは、少なくとも既に収監されているピチット元被告が弁護団長を務める弁護士で、女性のスパシリー被告が弁護士アシスタントだった事までは確認できるのですが、今回のタナー元被告に関しては、弁護士とするものと単にタクシン夫妻が絡む法廷案件に関係している弁護士のコーディネーターとするものに別れています。また、弁護士会は、ピチット元被告の名前のみを名指しして懲罰委員会を招集すると発言しています(但し、タナー元被告が収監される前の発言)。因みに、タナー元被告の夫人は、警察中佐の階級を持つ警察官僚で、また夫人の実妹がポヂャマーン元首相夫人、実兄が国家警察副本部長のプリヤオパン・ダマポン警察大将という、最高裁さえ絡んでいなければ物事をうやむやに出来ていたかも知れない立場にあります。