これは、訪問先の中国で記者団の質問に答えたもので、去就が注目されているミンクワン副首相兼商務大臣及びノパドン外務大臣の何れにも過ちは認められないとした上で、現状では両者を含め内閣改造を行う考えが全く無いことを強調した。
また、ヂャクラポップ前首相府大臣の辞職により空席となっているポストに新たな閣僚を据える可能性に関しても、同前大臣が絡む不敬罪の裁判の成り行きを見極めた後に考えると語り、当面は後任を据える考えが無いことを明らかにした。
一方、先にサナン副首相(チャート・タイ党)の娘の結婚披露宴に来賓として出席した際に、同じく来賓として出席したタクシン元首相と何らかの話し合いが持たれた可能性が指摘されている事に関しては、単なる普通の挨拶を交わしただけで、それ以上の事はなかったとした。