2008年07月13日

警察、不正疑惑の大物灰色政治家が船を利用してカンボジア領内に逃亡

 国家警察本部のヂョンラック副本部長は12日、9日に行われる予定だった最高裁判所の判決公判を欠席し行方不明になっている、プゥア・ペーンディン党最高顧問のワッタナー・アサワヘーム被告(元内務副大臣)が、公判前に船を利用してサムットプラーガーン県からカンボジアのコーン島に渡り、そこで待たせていた車に乗ってポーイペートに入った事を明らかにした。

 クローンダーン汚水処理施設建設計画が絡む土地不正収容で起訴されていた、パークナムのゴッドファーザーの異名を持つタイを代表する灰色政治家の一人として知られる同被告は、実刑判決が下されると見られていた9日に予定されていた最高裁判所の判決公判を欠席し行方不明になり、保釈金が没収された上で逮捕状により身柄を追われていたが、これまでの捜査で、サケーオ県と国境を接するカンボジアのポーイペートにあるカジノホテル"グランド・ダイアモンド"に宿泊している事が確認されていた。

 ヂョンラック副本部長によると、カンボジアとの間で犯罪人引き渡し条約が締結されておらず、また、現在発行されている逮捕状が、職権乱用罪では無く判決公判欠席逃亡罪名目で発行されている為、カンボジアに対してワッタナー被告の身柄引き渡しを要求する事が難しい為、8月18日に再設定された判決公判日迄に同被告の身柄を確保できるか見当がつかない状況にあるという。
posted by Jean T. at 02:00| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする