2008年07月14日

首相、国王認証を経ていない汚職取締委に直接認証を受けた政府を裁く資格は無い

 サマック首相は12日朝放送された定例政見放送の中で、選挙で選ばれていない政権下で任命され、国王の認証を受けていない国家汚職防止取締委員会に選挙で選ばれ、国王により直接認証された政府を裁く資格は無いと指摘した。

 これは、上院議員77人が連名で同委員会に対して内閣の罷免を要求した事を受けたもので、サマック首相は、選挙で選ばれてない政権下で任命され、国王により認証を経ていない国家汚職防止取締委員会は、違法な状態で存在していると指摘した上で、その様な委員会に選挙により正当に成立し、国王から直接認証を受けた政府を裁く資格は無いと指摘した。

 放送後に、生放送の中でこの発言を取り上げていたラジオ局に直接電話をかけてきたサマック首相によると、国王に拝謁し直接認証を受けている政府が、国王から認証を受けていない同委員会によって裁かれるいわれはないという事を言いたかったのだという。

 尚、同委員会のグラーナロン委員によると、直接国王に拝謁し認証を受けるのは首相以下の内閣と裁判官だけで、省庁の局長クラスに該当する同委員会の委員は書類による認証を受けることはあっても、拝謁し直接認証を受ける事は無いという。
posted by Jean T. at 02:00| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする