安定したエタノールの確保に向け原料となるサトウキビの作付け体制やエタノールの生産体制を並行して整備していく方針だという。
また、サマック首相は、格安のディーゼル輸入に向けロシアと交渉中である事を明らかにした。
首相によると、ロシアから輸入されるディーゼルは、タイ国内で販売されているものに比べ多少質が落ちるもので、向こう60日以内に最初のロットが輸入され、その後国内全ディーゼル使用量の約25%にあたる30万トンを月次ベースで輸入していく方針だという。
尚、輸入されたディーゼルは全国約200ヶ所のガソリンスタンドで協同組合向けに販売される予定で、リッターあたりで通常のディーゼルより約8バーツ以下で提供できる見通しだという。