2008年07月21日

首相、反対派がカオプラウィハーン問題を国連レベルにまで引き上げた

 サマック首相は20日放送された定例政見放送の中で、カンボジア側がカオプラウィハーン遺跡周辺の国境紛争問題を国際連合に提訴した事を明らかにした上で、今後本件に関する対応を外務省に委ね、自らは一切のコメントを避ける意向である事を明らかにした。

 その上で、同首相は、政府側の警告に一切耳を貸さずカオプラウィハーン問題を政治的に利用した反政府派及び憲法裁判所による共同宣言無効の判決がタイが外交的な辱めを受ける元凶になったと指摘した。

 この発言に先立ちカンボジア側は、国際連合安全保障理事会に対してタイ・カンボジア間の国境紛争問題を提訴すると共に、19日には同国の防衛大臣が在カンボジアの中国及びヴェトナム大使館に常駐する武官(報道によりアメリカ、中国、フランス及びヴェトナムの大使館関係者)を伴い空から国境紛争地周辺に於けるタイ国軍戦力の展開状況の視察を行っていた事が確認されていた。

 一方、現在民主主義市民連合に合流している東北地方救国ネットワーク幹部のタイゴン・ポンスワン氏は、国連軍の派遣を要請する機会を得るためにカンボジア側が国境紛争地に展開する兵力を増強しタイ国軍側を挑発する恐れがあると警告した。
posted by Jean T. at 02:00| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする