2008年07月21日

首相、連合がクーデター誘発を狙った全国の県庁舎の一斉包囲を計画

 サマック首相は20日放送された定例政見放送の中で、民主主義市民連合が28日に計画している全国の県行政庁舎の一斉封鎖行動の背景に、軍側にクーデターを再実行させる機会を与えたいとの思惑があると指摘した。

 更に、同首相は、21日22:00から違法な電波を使用して政府を攻撃している連合系のASTVに対抗する為の放送をNVTを通して放映する事を明らかにした。

 発言の中でサマック首相は、連合が 28日に予定されている現内閣3人が含まれる旧タクシン政権時代の内閣が関与した新型宝くじ関連の憲法裁判所の判決及び内閣罷免要求に対する国家汚職防止委員会による協議結果の発表を待って、軍側にクーデターを再実行する機会を与えるために全国の県行政庁舎を一斉に封鎖し、各県の行政機能を麻痺させる動きにでる恐れがあると指摘。

 更に、首相自らが目指す4年間の任期全うを脅かしている欠陥がある憲法の規定に乗じた、首相自らの料理番組への出演が絡む選挙委員会による憲法裁判所への提訴や、違法な状態で委員が居座っている国家汚職防止取締委員会への内閣の罷免要求請求等の一連の政府転覆を狙った動きは、タクシン元首相を嫌っている特定のグループによる組織的な策動であると指摘した上で、これらの動きに対して徹底的に対抗し任期の全うを目指すと語った。

 また、政府転覆を狙った動きの一貫として、充足を心得た経済に理解を示さない首相は王室に対する敬意が足りない人物である等の事実とは異なる情報を捏造し自慢げに垂れ流しているASTVに対抗する為に、政府報道官チームに対して毎週月曜-金曜の22:00にNBT(ch11)を通して政府側からの正しい情報を伝える番組を放映するよう指示した事を明らかにした。

 首相によると、違法な状態で放送を行っているASTVに対して法的な措置を講じる方策を模索中だという。

 尚、ナタウット政府副報道官等が参画しているPTVは、首相が違法であると主張しているASTVの配信方式と全く同じ方式を採用して放映されている。
posted by Jean T. at 02:00| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする