2008年07月22日

政府制作の連合対抗番組の代わりに民間制作の親政府派動員番組の放映を開始

 ナタウット政府副報道官は21日、サマック首相が同日22:00から1時間枠で放映される予定になっていた民主主義市民連合に対抗する為の番組の放映中止を指示した事を明らかにした上で、計画されていた時間帯に民間会社が制作する親タクシン派系のテレビ局PTVの創設メンバーで反独裁民主主義同盟元幹部のウィーラ・ムシックポン氏が司会を務める番組を放映する事を明らかにした。

 同副報道官によると、"政府報道官チーム"による番組の放映中止は、放映が計画されていた平日22:00から23:00までの放映時間帯枠が既に民間会社に貸し出されていた事を受けた措置で、代わりに、同放映時間帯枠を使用している民間会社側が番組内容を改変し、ウィーラ氏が司会を務める"チャーオ・サナームルワン"なる番組に衣替えし放映を開始するという。

 また、初日の放映分となる21日の放送には同副報道官自らも"ゲスト"として出演する予定になっているという。尚、同副報道官はPTVの創設メンバーの1人。

 番組名に親政府・親タクシン派が集会を行っているサナームルワンが冠されている事、更にPTVで連合や野党を攻撃しているウィーラ氏を司会に持ってきた事から、制作主体を政府から民間に変えると共に、反政府派の攻撃及び親政府派の煽動・動員の強化を意識した措置との見方もある。
posted by Jean T. at 02:00| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする