2008年09月27日

同盟幹部が甥に撃たれ重傷、政治とは無関係との見方

 27日未明、バンコクのヂャトゥヂャック区ヂョームポン地区内にあるショップハウス内で、親政府・反連合派の反独裁民主主義同盟幹部でタクシー運転手団体を主催するチンナワット・ハーブンパート氏(56)が、同居している甥(39)に銃で撃たれ重傷を負った。同日朝までの報道では、命には別状無いもよう。

 事件が発生したショップハウスは、チンナワット氏がタクシー運転手向けのコミュニティー・ラジオ局92.75Mhzの放送施設として使用しているもので、銃撃される前に酒を飲み酔っていた甥との間で放送施設内にあるコンピュータの使用方法等を巡って口論になっていたことから、警察側は親族内の問題が事件の背景にあり、チンナワット氏が関与している政治活動とは無関係との見方を示している。

 チンナワット氏は、タクシン政権時代に貧困者キャラバンと共同でヂャトゥヂャック公園を拠点とした集会活動を展開し、その一貫としてネーション社を包囲し従業員を軟禁するという過激な抗議行動を展開した人物としても知られており、また、同氏が主催するタクシー運転手向けのコミュニティーFM局に関しては、法定限度を超える出力で放送されていると度々指摘されてきたにも関わらず、同様な指摘を受けた反タクシン政権系のコミュニティーFM局がことごとく閉局に追いやられた一方で、一切当局側の手が入らなかったFM局としても知られている。また、過去にタクシン元首相の実妹でソムチャーイ現首相の夫人であるヤオワパー・ウォンサワット女史が同局に対して資金援助を行っていると指摘されたこともあった。
posted by Jean T. at 11:22| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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