民主党側は最終的に、アピシット党首と同じオックスフォード大学出身組のスクムポン氏の他に、オックスフォード大学時代にアピシット党首と同期だったゴーン・ヂャティグワニット氏、元反タクシン派上院議員で前国家毀損行為調査特別委員会委員のゲーオサン・アティポーティ氏、元在ワシントン全権委任大使のガシット・ピロム氏の4名に絞り込み擁立候補の選定を勧めていたが、22日になって最有力候補の1人と見られていたゴーン氏が選挙区選出下院議員であるため、仮に知事選に出馬する事になると選挙で補欠選挙を行わなければならなくなるとの理由で公認指名を辞退していた。
尚、ゲーオサン氏は、仮に民主党から公認が得られなかった場合でも知事選に出馬する意向を明らかにしていた。
一方、パラン・プラチャーチョン党のバンコク選出下院議員グループは22日、依然グループに影響力を持っている元タイ・ラック・タイ党副党首のスダーラット・ゲーユラパン女史と相談した事を認めた上で、現在元タイ証券取引所会頭のギティラット・ナ・ラノーン氏やテレビキャスターやコメンテーターとして人気があるナタゴン・テーワクン氏等数人に絞り込み選定を進め25日に党公認の候補を決定できる見通しである事を明らかにした。
先のバンコク知事選で当初プラチャイ・ピヤムソムブーン警察大尉なみの社会引き締め政策を全面に出して知事選で戦う意向を表明し、その後出馬を断念していたラーマ4世のひ孫としても知られるナタゴン氏の父親は元タイ中央銀行総裁でスラユット政権時代に財務大臣を務めたこともあるプリディヤトーン・テーワークン氏で、また、プリディヤトーン氏の前任のタイ中央銀行総裁のヂャトゥモンコン・ソーナグン氏もプリディヤトーン氏と同じラーマ4世の孫で、その息子のアピモンコン氏は現在バンコク選出民主党所属下院議員。

