2008年11月27日

チェンマイの親政府派が連合幹部の父親を射殺 - 衝突の事態に発展

 26日夕方、チェンマイ県県都内ハーイヤー地区内で、民主主義市民連合の地元幹部が経営するラジオ局兼住宅の周囲を包囲していた拳銃や刃物、棍棒等で武装した親政府派が、車で包囲を突破し自宅の敷地内に入ろうとした幹部の父親(60)を車から引きずり出し暴行を加えた上で射殺するという事件が発生した。

 尚、報道により重傷とするものもある。

 同日チェンマイに到着すると見られていたソムチャーイ首相一行への妨害行動を阻止する為に連合派のラジオ局の包囲に乗りだした武装した親政府派200人と連合派との間で衝突が発生した際に、車で包囲を突き破ろうとした幹部の父親が親政府派に捕まり殺害されたものと見られる。

 また、衝突の際に連合派2人が負傷を負い病院に搬送されたとの報道もある。

 通報を受けた軍関係者が情勢の掌握に乗りだしたが、同日20:00過ぎ現在依然情勢の掌握には至っておらず両派の睨み合いが展開されている。連合側は、軍側は遠巻きに様子を眺めているだけで、対応を取る姿勢を見せていないと非難している。

 また、連合側は集会の模様を中継放送しているASTV等を利用してチェンマイの連合派に対して現場への集合を呼びかけており、更なる過激な衝突の発生が懸念されている。

* 規模こそ違えバンコクでは黄色による無政府状態、チェンマイでは赤色による無政府状態が展開されているようです。おそらく衝突が発生した現場は、先日親政府派により車が爆破されたところと同じ場所だと思われます。一方、ネーションチャンネルは同日23:00前、拳銃を所持した赤服を着込んだ男が映りこんだビデオ映像を公開しました。
posted by Jean T. at 00:12| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする