2009年03月29日

スラユット元首相、タクシン発言を全否定

 枢密院評議会議員のスラユット・ヂュラーノン大将は28日夕方スワンナプーム国際空港内で記者会見を開き、クーデターの背後で糸を引いていたとするタクシン元首相の指摘を否定した。

 発言の中でスラユット大将は、2006年5月にスクムウィット通りにあるピー・マーラーグン・ナ・アユッタヤー氏の自宅で食事を共にしながら司法関係者と政治情勢に関する意見交換を行ったが、クーデターの謀議云々とは一切関係なく、また、民主主義市民連合のソンティ・リムトーングン氏がアメリカで行われた集会の際に、クーデター実行前にスラユット大将から地上波のチャンネル1つをASTVに割り当てる約束を得ていたと発言している事に関しても、当時ソンティ氏が主導していた反タクシンを標榜した政治活動に関して意見を聞くために電話で話した事がある事は認めたが、チャンネルの割り当てを約束したとの指摘に関しては事実では無いと否定した。

 また、タクシン元首相はスラユット大将を事実上軍のトップである陸軍司令官から名誉職である国軍司令官に異動させた理由として当時スラユット大将の指揮下にあった陸軍がミャンマーの軍隊関係者300人を殺害した事を上げている事に関しては、当時のチャワリット防衛大臣の承認を含む所定の手続きを踏んだ上でミャンマーとの国境域で軍事訓練を行っていたが、ミャンマーの軍関係者の死亡と軍事訓練は無関係だったとした。
posted by Jean T. at 00:05| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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