事件は、ウドンターニー県県都内で5月18日19:30頃に男性が自宅から約500メートル離れた妻が経営する農場内で射殺されたというもので、警察側が捜査を進めた結果、男性が愛人と暮らすために妻に別れ話を持ち出していた事が判明していた。
男性は、愛人との間に既に2人の子供をもうけており、更に3人目も出産間近だったという。
男性が妻に別れ話を持ち出していたことが判明した事を受け、スコータイ県やウタラディッイト県内に住む妻の兄や親戚に対して事情聴取を行った結果、兄等が男性の殺害に関与していた事が明らかになり今回の妻の逮捕に繋がったという。
逮捕された兄等は、日頃から男性から暴力を受けているとの不満を男性の妻から聞かされていた為、不憫に思い男性を殺害したと証言しているが、妻は自分の夫を殺す理由が無いと語り容疑を否認しているという。