これは、先にターウォン副内務大臣がタクシン元首相がクアラルンプールにあるシャングリラ・ホテルに滞在しているとの情報を得てマレーシア当局に同元首相の身柄確保を要請したが、すんでのところで同元首相が航空機でフィジーに向け逃走していた事を明らかにした事を受けたもので、ノパドン氏の発言に先立つ7日朝時点では、タクシン元首相と士官学校時代に同期だったスメート・ポーマニー空軍大将が事実無根であると否定していた。
ノパドン氏によると、タクシン元首相はドバイからフィジーに向かう途上で給油の為に一夜だけマレーシアに滞在したが、逮捕の為にマレーシア当局側が動くような事は無かったという。
また、ノパドン氏は、タクシン元首相がフィジーで四カ国の指導者と面会する予定になっている事を明らかにした。