2009年07月15日

ナラーティワートで教師警護班を狙った連続爆破、軍関係者1人が負傷

 15日7:00過ぎ、ナラーティワート県シーサコン郡内の交差点で、教師の警護作業に当たっていた軍関係車両の通過にあわせて爆発物が爆発、更に同日7:35頃に同県インゴー郡内の路上に仕掛けられていた爆発物が教師の警護作業に当たっていた軍関係車両の通過にあわせて爆発し、シーサコン郡内の爆発により軍関係者1人が負傷を負った。

 初期捜査段階では、爆発物は何れも携帯電話を使用した遠隔起爆式の物が使用されたと見られている。

 また、同県ルゥーソ郡内では14日午後、軍関係車両を狙った爆発が発生し、軍関係者2人が負傷を負った。

 パッターニー県県都内では15日7:30過ぎ、出勤する夫人を後部座席に乗せバイクで路上を走行中だった45歳のイスラム教徒の男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡した。男性は村自警組織に所属していた。

 また、同県ノーンヂック郡内では14日深夜、ゴム農園内での作業を終え帰宅の為にバイクで路上を走行中だった45歳のイスラム教徒の男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡した。

 同郡内では14日朝に、バイクで飲料水の配達作業中だった49歳の仏教徒の男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され重傷を負うという事件が発生していた。

 更に同県ヤッラン郡内では13日15:30前、教師の警護作業中だった国境警備警察官を乗せた車両を狙った爆発が発生し、国境警備警察官2人が重傷を負った。
posted by Jean T. at 13:41| バンコク ☁| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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