2009年08月09日

道義、感情抑制面でアピシット首相がタクシン元首相をリード、ABAC調査で

 私立アサンプション大学が行う世論調査ABACポールが、17県内在住の18歳以上の住民1,389人を対象に8日に行ったアピシット首相とタクシン元首相のリーダーとしての資質の比較をキーにした調査で、73.8%の回答者が感情抑制面でアピシット首相にリーダーとしての資質がある、71.4%の回答者が道義面でアピシット首相にリーダーとしての資質があると回答し、それぞれ45.0%と61.6%だったタクシン元首相を引き離していた事が明らかになった。

 また、リーダーとしての名声に関してはアピシット首相が68.4%、タクシン元首相が52.1%、誠実さに関してはアピシット首相が68.2%、タクシン元首相が40.5%、民主主義に対する信奉度に関してはアピシット首相が66.5%、タクシン元首相が51.5%、公共の利益の優先指向に関してはアピシット首相が65.4%、タクシン元首相が36.4%、カリスマ性に関しては64.9%がアピシット首相、53.8%がタクシン元首相、国民からの信頼度に関してはアピシット首相が61.4%、タクシン元首相が57.9%、公正な官僚人事に関してはアピシット首相が54.1%、タクシン元首相が37.7%と何れもアピシット首相がリードする結果になった。

 しかし、知識才能面ではタクシン元首相が81.6%、アピシット首相が61.8%、国民との意思疎通に関してはタクシン元首相が68.2%、アピシット首相が53.3%、全ての階層の国民の考えを受け止める能力に関してはタクシン元首相が65.2%、アピシット首相が51.3%、国際社会との意思疎通に関してはタクシン元首相が72.1%、アピシット首相が47.0%、プロとしての統治掌握能力に関しては76.0%がタクシン元首相、40.2%がアピシット首相、迅速な問題解決能力に関してはタクシン元首相が73.5%、アピシット首相が37.9%、隣国をリードする大物性に関しては71.4%がタクシン元首相、25.1%がアピシット首相と何れもタクシン元首相がリードする結果になった。

 尚、67.0%の回答者がアピシット首相が首相在任中に住民が抱える問題を見捨てる事は無いと回答し、在任中に地方住民の人心掌握に奔走する傾向が見られたタクシン元首相が在任中に住民が抱える問題を見捨てたことが無かったと回答した66.7%とほぼ並ぶ結果になった。

 一方、50.5の回答者がアピシット政権が進める充足経済コミュニティー計画が絡む不正疑惑に懸念を示し、62.2%の回答者が自分の住むところで同計画に関わったことが無い、75.1%の回答者が同計画に絡む不正疑惑が充足経済思想の適用そのものに悪影響を与えると回答した。

 更に、56.8%の回答者が同計画を前進させると共に不正に関与した者に対する処罰を並行して行うべき、17.0%の回答者が不正に関与した閣僚を解任するべき、11.5%の回答者が不正の責任を取って内閣は総辞職するべきと回答し、大した問題では無く引き続き計画を前進させるべきと回答した者は14.7%に留まった。

posted by Jean T. at 18:25| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする