2009年08月13日

首相の右腕、警察幹部人事を巡る金銭授受の証拠を掴む

 アピシット首相の右腕として知られる民主党ソンクラー県選出下院議員のシリチョーク・ソーパー氏は13日、今年行われる国家警察本部の定期幹部人事に絡んでポストの売買が行われている事を裏付ける証拠がある事を明らかにした上で、適切な時期に国家警察本部を管掌するステープ副首相に証拠を提出する用意があることを明らかにした。

 先に第7地区警察本部を中心にパチャラワート国家警察本部に近い人物を介して200万バーツから300万バーツで副指揮官クラスのポストの売買が行われていると指摘していたシリチョーク氏は発言の中で、先の指摘を裏付ける十分な証拠がある事を明らかにした上で、下院議員として近々下院警察委員会に証拠資料を提出する考えである事を明らかにした。

 また、国家警察本部の幹部人事権を持つ国家警察委員会委員長を兼務するステープ副首相への証拠資料の提出に関しては、実際に行われる幹部人事を見極めた上で判断したいと語り具体的な提出時期に関しては明言しなかった。

 一方、パチャラワート国家警察本部長は13日朝、近い人物がポストの売買に関与していると指摘されている事に関して、一切そのような話を聞いたことが無いとした上で、自らも任官以来30年の間に一度も賄賂を受け取ったことが無いと語り自らのポスト売買への関与を強く否定した。

 また、最もポストの売買が行われているとされる第7地区警察本部のタウィン本部長は13日、管下でポストの売買が確認できなかった事を明らかにしている。

参考
警察官への任官・階級昇進斡旋容疑で警察官を逮捕、しかも自らも詐欺被害者

posted by Jean T. at 17:36| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする