発言の中でソンティ氏は、パチャラワート国家警察本部長は、自分に対する暗殺未遂事件捜査の障害になっているだけでなく政治家も絡む警察幹部ポストの売買にも関与していると指摘した上で、アピシット首相は、その場を取り繕うために国家警察本部長代行の任命を再度行うという社会が混乱するような手段を用いずに勇気を持って同本部長を首相府付きに更迭する、ないしは同本部長自身が自ら辞任するべきであると指摘した。
ソンティ氏によると、アピシット首相自身もパチャラワート国家警察本部長の実兄であるプラウィット防衛大臣から脅迫を受けている哀れな存在なのだという。