2009年10月29日

プゥア・タイ党、タクシン元首相は階級剥奪の対象にはならず

 プゥア・タイ党下院議員団長のチャルゥム・ユーバムルン警察大尉は28日、タクシン元首相が持つ警察中佐の階級と王室からの叙勲は剥奪の対象になり得ないと指摘した上で、剥奪の検討を進めている国家警察本部に対して警察の内規に照らし合わせて適切な対応を取るよう要請した。

 この発言は、国家警察本部からの判断要請に基づき国家法政委員会が国有地不正収容で2年の実刑判決が確定しいるタクシン元首相が警察の階級及び王室からの叙勲の剥奪の対象になるとの判断を下した事を受けたもの。

 チャルゥム警察大尉によると、階級の剥奪は、麻薬や犯罪等の違法行為や重大な不適切行為により国家警察及び国家に対して重大な損害をもたらした者を対象にした処分であり、既に退官してから年月が経っているタクシン元首相に対しては適用されないのだという。

 尚、アピシット首相側は、全ては警察側内部の手続きに則って進められるべき話であり、また政府は元からこの話に関与していなかったとして、全てを警察に委ね傍観者に徹する意向を示している。

 一方、チェンマイ県内最大規模の赤服軍団を率いているラック・チェンマイ51は28日、ラジオ放送を通じてタクシン元首相の階級剥奪の動きに抗議する為に同日夜にサンパートーン郡内で開催が計画されているデーンサヤームのスラチャイ・セーダーン氏主催の赤服集会に合流するよう呼びかけると共にサウジ宝石盗難事件絡みの犯行で死刑が確定したチャロー・グットテート警察中将に対する階級剥奪処分及び同事件に関与した疑いがある第5地区警察本部長のソムキット・ブンタノーン警察中将(元国家安全保障評議会秘書官長のソムヂェート・ブンタノーン大将の実弟)の自首を要求する声明を読み上げた。

posted by Jean T. at 01:19| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。