2009年11月09日

24歳女性、元議員の息子でもある病院長に濡れ衣を着せられ暴行を受けたと訴える

 コム・チャット・ルゥク紙及びタイラット紙(何れもオンライン)によると、8日24歳の女性が母親や親族を伴い女性・児童の権利擁護財団を主宰するパウィーナー・ホンサグン女史のもとを訪れ、有名病院の院長に軟禁された上で暴行を加えられたと訴えた。

 院長の病院で約1年間秘書として働いていた女性によると、今月2日に院長が共同投資をしている美容整形外科クリニック絡みの書類が金銭詐取目的で偽造されていると難癖をつけ、携帯電話で手を打ち付けられたり暴行を振るわれるなどされながら翌日3:00頃まで詰問された為、耐えきれずに心当たりが無いにもかかわらず偽造したと認めてしまったという。

 その際、院長側はもし偽造を認めなかった場合はガンヂャナブリー県内で燃えたタイヤで両親共々焼き殺すと脅されたという。

 ところが、4日になっても金銭を詐取した証拠が見つからなかった為、再度激しい暴行を受けると共に病院内にある医師の宿所に監禁され、逃げ出したかったらここから飛び降りて自殺しろと脅されていたが、6日になって耐えきれなくなり自殺を思い立ってトイレの方を見たら通気窓が目に入った為、そこからシーツを使用して下の階の保管庫として使用されている部屋に降り、更に非常階段を使用して脱出することが出来たという。

 その後、知名度があり、大物ともつきあいがある元下院議員の息子でもある院長が影響力を行使してもみ消しに動く恐れがあった為パウィーナー女史の所に訴える決心がついたという。

* 暴行されたあとをパウィーナー女史に見せる女性
http://www.thairath.co.th/media/content/2009/11/08/300/45441.jpg

posted by Jean T. at 00:20| バンコク ☁| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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