ヂャルゥン代表によると、両国間の対立によりもたらされたマイナスイメージによりヨーロッパを中心とした観光客がカンボジアの代表的な遺跡であるアンコール・ワットへの訪問を控え、タイの東北地方に点在する同時代の遺跡への訪問に切り替える動きが見られる事から、この対立によりタイ以上にカンボジア側に大きな打撃がもたらされる事が予想されるという。
一方、タイ観光サービス業協会のヂャルゥン代表は、カンボジア訪問を予定しているタイ人観光客の95%が予定をキャンセルないしは延期し、内20%が目的地をラオスに、10%がミャンマーに切り替えている事を明らかにした。