2009年11月14日

赤服系議員、一等書記官の本国退去処分は内政干渉したタイに対する当然の措置

 反独裁民主主義同盟幹部でプゥア・タイ党所属議員のヂャトゥポン・プロームパン氏は、カンボジア政府による在プノンペンのタイ大使館付一等書記官に対する本国退去命令は、タイ政府による内政干渉に対する当然の報復措置であるとの認識を示した上で、アピシット首相に対して一等書記官の本国退去命令に至った背景を明確にするよう要求した。

 発言の中でヂャトゥポン氏は、カンボジア国内で管制業務を請け負っているカンボジア空港運輸サービス社に所属するタイ人の技術者男性がタクシン元首相やフンセン首相のフライトスケジュールや旅程表を盗み出そうとしたとして11日にカンボジア当局により逮捕された事により、両国の外交関係に重大な損失がもたらされたと指摘した上で、政府側が逮捕された男性にタクシン元首相のフライトスケジュール等を盗み出させカンボジアの内政に干渉しようとしていた疑いがあると指摘した。

posted by Jean T. at 11:35| バンコク ☀| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする