また、チャワリット元首相は、スパイ容疑でカンボジア当局に拘束されているタイ人技術者の母親から面会に向けた協力を要請する連絡があり、その際に自分ではなくステープ副首相にコンタクトを取るように指示していた事を認めると共にカンボジア政府内の大物と直接コンタクトを取った限りでは特に拘束されているタイ人技術者に関して懸念される問題は起きていないとの認識を持っている事を明らかにした。
しかし、カンボジア側が、ガシット外務大臣が在プノンペンのタイ大使館一等書記官に対してタクシン元首相の飛行スケジュールの入手を指示した盗聴テープを所持しいるとされている事に関しては、これまでにそのような話を聞いたことが無く事実なのかは判断できないとした。