また、アピシット首相は、訪問期間中の国内治安法の適用の可能性に関しては、まだ検討中であると語り確認を避けたが、違法な大衆動員行動に対しては厳格に法を執行する考えであるとした。
しかし、28日から来月2日にかけてバンコクで開催が計画されている反独裁民主主義同盟の大規模集会にあわせた国内治安法の適用の是非に関しては24日に招集される定例閣議の場で協議される予定になっている事を確認した。
一方、プゥア・タイ党のプロームパン報道官は22日、投資やベストシーズン中の観光客の動向に影響を与え得る国内治安法のバンコクやチェンマイを対象にした適用に反対を表明した上で、アピシット首相に対して、不必要な衝突の事態を将来するおそれがあるチェンマイ行きを中止するべきであると指摘した。