ペーチャラワット氏は、本拠地であるワロロット・グランド・ホテル内にあるコミュニティーラジオ局の電波を通して、29日にメリディアン・ホテル内で開催されるタイ商業会議所の全国総会に出席する為にチェンマイ県を訪問する予定になっているアピシット首相を狙った自動車爆弾を使用した暗殺計画が存在していると語っていたとされ、先に同ラジオ局の主要DJでもある女性幹部が、ペーチャワラット氏が暗殺計画に触れた事は事実であると確認した上で、この発言はあくまで挑発を意図した冗談でしかなかったと主張していた。
一方、ラック・チェンマイ51は22日、あらためて暗殺計画への関与を否定した上で、見慣れない人物がチェンマイに集まりだしており、何らかの第三者による情勢扇動行為があり得るとして、赤服軍団に対して警戒を怠らないよう呼びかけた。