2009年11月23日

戦闘機4機が元首相のプライベート機を追尾? プゥア・タイ党が指摘

 プゥア・タイ党所属下院議員のアヌディット・ナーコンタップ空軍大佐は22日、カンボジア訪問中だったタクシン元首相のプライベート機がプノンペンを飛び立った際に、戦闘態勢を整えた2機のF16及び2機のF5が当該機追尾の為に飛び立っていたと指摘した上で、ステープ副首相に対して事実関係を明確にするよう要求した。

 この発言に先立ちステープ副首相は22日朝、あらためてプライベート機追尾の為に戦闘機を出動させたとのプゥア・タイ党側の指摘を否定した上で、タイ側には領空通過禁止措置を講じた航空機が領空を侵犯した場合には強制着陸措置を講じる権利があると語っていたが、アヌディット空軍大佐によると、仮に戦闘態勢を整えた戦闘機が追尾していた事が事実だった場合、武器の使用による民間機に対する強制着陸措置を禁じた国際航空規則に違反する事になるという。

posted by Jean T. at 00:38| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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