先に、反独裁民主主義同盟側は28日から来月2日にかけて計画されているマラソン集会期間中の30日にバンコク内の複数の主要幹線上で街頭活動を展開する方針である事を明らかにしていた。
パニターン政府報道官によると、動員された外国人労働者や訓練を受けた者、新興の強硬派幹部を含む最大の人数が集会に集まると目される30日に、ソンクラーン期間中の騒乱状態と同様な状態をもたらす事を意図した主要な交差点の封鎖が行われるおそれがあると指摘した上で、既に長距離バスターミナルやバンコクに通じる主要な地点、公共機関、重要人物の自宅等の警戒強化を関係当局に要請した事を明らかにした。
一方、民主党ピッサヌローク県選出下院議員のワロン・デーヂャギットウィグロム氏は、ステープ副首相が、同盟側が計画している28日から来月2日にかけてのマラソン集会は"始まり"でしかなく、国王誕生日関連の行事が終了した後に早期の政府崩壊もしくは"それ以上のもの"を目指した活動が展開されるおそれがあると語っていた事を明らかにした。