このあだ名付けは毎年恒例になっているもので、アピシット首相に関しては、顔立ちが良く、高学歴なアピシット首相が、首相就任時に民主主義に基本を置くと宣言すると共に全閣僚に対して9箇条の鉄の掟の遵守を指示していたにもかかわらず、いざ閣僚の一部に違法行為や不正行為があっても政治的責任を負う姿勢を見せず、自分で定めた規範に従わず臨機応変に発言を変え9箇条の鉄の掟を有名無実化させたことから「移り気なハンサム」というあだ名がつけられた。
また、政府に対しては、経済・政治危機からの脱却を中心に据えた"強いタイ"と名付けられた国家再生策を宣言しておきながら、政策を連立政党による私益追求の場に陥れ、政策により本当に強くなるのが果たして国民なのか政治なのか分からない状況にまで陥れたことから「誰が強くなったの?政府」というあだ名がつけられた。