2006年02月27日

民主主義市民連合は野党側の最後通告案に反対

 先に野党側の総選挙をボイコットする動きに対して支持を表明していた民主主義市民連合は、野党連合が憲法改正を求める趣意書に合意の署名を要求する最後通告をタイ・ラック・タイ党に突きつけた事に対して異議を唱えました。

 同連合調整役のスリヤッサイ氏は、不当な下院解散に抗議してボイコットを表明していた野党側が、ここにきて"既に首相としての正当性を失った"と野党側が主張していたタクシン首相に対して趣意書への合意を求める行為は、タクシン首相の首相としての正当性を認めた事に等しく、これにより国民は混乱させられ、間違いなく政権党だけでなく野党に対する国民の信頼、すなわち政党政治に対する信頼が失われ、結果として現在の政情不安に火を注ぐ結果になったと指摘しました。

 野党側が当初計画していたボイコット宣言は、民主主義市民連合側のボイコット宣言に迎合したものだったとの見方がされていましたが、民主党最高顧問のチュワン・リークパイ氏は民主党が総選挙ボイコットの方向で動いていることに強硬に反対を唱えていたと伝えられていました。

 また、元ネーオ・ナー氏のコラムニストとしても知られるプラッソン・スーンシリー空軍少将(元チュワン首相顧問)は、野党側が最終通告を突きつけることで妥協した事は、自らタクシン首相に挑戦する事を放棄し、しっぽを振って首相に署名を求めに行く行為に等しいと非難していました。

 結局、野党になりきれないバンハーン氏の日和見が野党連合の脚を引っ張ったということでしょうかね。
posted by Jean T. at 03:04| 解散・選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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