初期捜査段階では、赤服軍団の活動やタクシン元首相の資産一部没収判決とは無関係と見られている。
男は、民主党本部裏手にあるスヌーカー場に行くそぶりを見せて本部周辺の警戒に当たっていた警察官の目を誤魔化した上で、糞尿入りの袋を投げ込んだ。
逮捕された男は、2004年に首相官邸に申し入れた苦情に対する進捗が一切見られないことやマスコミを弾圧し自らの手段に仕立て上げている政府に対する不満から糞尿弾を投げ込んだ。誰からも金銭を貰っておらず、また逃げ隠れをする考えも無いと供述しているという。
警察によると、男は1998年から1999年にかけて精神科の治療を受ける為にシータンヤー病院に入院していた事があるという。尚、報道によっては約10年間に渡りシータンヤー病院で精神科の治療を受けていたと報じるものもある。