2010年04月05日

フンセン首相、政治活動目的での元首相の入国を認めず - ステープ副相を大いに持ち上げる

 ステープ副首相は4日、メコン流域国首脳会談の為に来タイしたカンボジアのフンセン首相と面会した際に、同首相から反独裁民主主義同盟が大規模活動を展開している最中のタクシン元首相の政治活動目的でのカンボジアへの入国を認めない方針が伝えられた事を明らかにした。

 会談の際にフンセン首相は、タクシン元首相はあくまで個人付きの顧問でしかなく、国家と切り離して考えるべきであると指摘した上で、カンボジアの国内法に基づき政治活動の拠点にする目的でのタクシン元首相のカンボジア入国を認める考えが無いと語っていたという。

 また、フンセン首相は、これまでの両国間での出来事を忘れるべきであると語り両国間の関係改善に意欲を見せ、またその際にフンセン首相は、ステープ副首相が集会活動を展開している同盟に対する対策総責任者である平和維持本部長で良かったと語った上で、同盟の集会が終了した後にプノンペンの私邸に食事の為に招待したい旨伝えられたという。

posted by Jean T. at 00:22| バンコク ☀| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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