2010年04月10日

フンセン首相、赤服テレビの衛星チャンネル使用を許可との指摘を否定

 東南アジア諸国連合首脳会議に首相代行として出席しているガシット外務大臣は9日、会議の合間にカンボジアのフンセン首相が自分のところに来て、自らがピープルチャンネルの放送配信の為にカンボジアの衛星チャンネルの使用を許可したとの反独裁民主主義同盟側の指摘は事実では無いと語っていた事を明らかにした。

 これに先立つ同日朝、同盟のワイポット・アーポンラット警察中佐が、フンセン首相がカンボジアの衛星チャンネルの使用を許可した事によりピープルチャンネルの放送を再開させる事ができたが、依然政府側による電波妨害に晒されているようだと語っていた。

 ガシット外務大臣によるとフンセン首相は、カンボジア国内の衛星チャンネルをタイ国内へ番組を配信する為に使用する事を許可する方針が無いことを確認すると共に、あらためて個人的な事情を2国間関係に持ち出すべきでは無いと語り関係改善に前向きな姿勢を見せていたという。

posted by Jean T. at 01:54| バンコク ☀| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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