2010年04月10日

偏向報道をしないことを条件に赤服テレビの再開を許してやると政府

 パニターン政府報道官代行は9日、反独裁民主主義同盟のデモ隊による強力な圧力に押されピープル・チャンネルの放送再開を許可した事に関して、あらためて非常事態宣言に則り歪曲情報の流布の抑え込みに取り組む方針に変わりはないとした上で、仮に今後も歪曲された情報が流布されている事が確認された場合は、再度非常事態宣言の主旨に則り必要な措置を講じることになると強気の姿勢を示した。

 しかし、ピープル・チャンネルを配信しているタイコム衛星通信センター前で警戒線を強いていた当局側の対応に問題があったと指摘されている事に関しては、当局側はデモ隊に対して段階的な措置を講じるよう心がけていたが、何らかの事情で現場レベルで混乱が生じた為、情勢を鎮静化する為に一時的な撤退を決定した。今後混乱が生じた原因について解明を進め今後の改善につなげる考えであると語った。

posted by Jean T. at 02:04| バンコク ☀| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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