パニターン政府報道官は、強制排除という言葉の使用を避けた上で、同日14:00過ぎ現在展開されている軍・警察側の動きは、違法にラーチャプラソン交差点を占拠しているデモ隊のパンファー橋への退去を促すために行われているものであると説明している。
同日15:00前迄に、第一国軍本部で軍側が一部先鋭化したデモ隊に対して放水、ガス弾、ゴム弾を段階的に使用しデモ隊を退却させた他、マカワーン・ランサーン橋付近でも、パンファー橋会場守備の為にラーマ5世像前広場から向かっていたデモ隊と睨み合いを展開していた軍がガス弾を使用した模様。
第一国軍本部前でデモ隊を率いていた幹部のクワンチャイ・プライパナー氏は、あくまで第一国軍本部が強制排除に乗り出す事を阻止する為に本部前に集合しただけで、衝突のきっかけとなった先鋭化したデモ隊は偽赤服であると語っているという。ch11の報道によると、その後クワンチャイ氏は姿を眩ましているという。
また、ラーチャプラソン交差点でも一部箇所で軍・警察とデモ隊との睨み合いが展開されている。
一部報道によると、この事態を受け、BTS線は同日15:00前迄に全線全駅を一時閉鎖する方針を決定した模様。