テレビ報道等で大政党が小政党を買収して候補者資格の要件を満たしているいないに関係なく候補者を所定の選挙区で出馬させるよう促していた疑惑が指摘されているのを知り、処罰を受けるのが怖くなって、民主党のステープ幹事長の所に相談に現れたと語る3人によると、全員がトラン県フワイヨート郡ターウィウ地区内の住民で、それぞれが村内の仲介者を介して紹介された芸人のヂェーン・ドークヂックことプラムワン・スーグローム氏からバンコク都内のホテルで3万バーツで選挙出馬の話を持ちかけられ、所属政党が何を党是として掲げているのかすら知らないまま3月8日に立候補手続きを行ってしまったと語っているようですが、プラムワン氏が大政党の指示の元で動いていたのかについては判らないと語っているようです。(尚、プラムワン氏がタイ・ラック・タイ党の党員であることは確認されているようです)
もし買収され出馬していたことが発覚した場合は、1年から10年の禁固及び2万バーツから20万バーツの罰金の両方または何れかが科せられ、また公民権が10年間に渡って剥奪される処分が科せられる事になるようです。
尚、3人は民主党のステープ幹事長のアドバイスに従い、民主主義前進党に離党届を提出すると共に選挙委員会に対して候補者資格の適格性の再審査を請求しており、3月14日に選挙委員会から適格性に関する審査結果が明らかにされる予定になっているようです。