法務省特別捜査局のターリット局長によると、テロとして捜査を行う方針だという。
一方、ウォラポン国家警察本部長補は、デモ隊対策にあたる当局側が平穏な手段から過激な手段へ段階的に対策を講じる方針を確認していたが、デモ隊側が兵器を使用して攻撃してきた為、相応な対応を当局側が取らざるを得なかったとした上で、赤服を脱いだデモ隊と対峙するという困難な状況の中で銃弾やパチンコで物を撃ち込んできたデモ隊に対応せざるを得なかった為に軍人1人が死亡し、軍人2人、デモ隊17人が負傷する事態になったと説明した。
また、サンスゥン報道官は、武装したデモ隊が如何に武装した危険な存在であるか強調した上で、ドライバーに対してデモ隊に近づかないよう心がけると共に、デモ隊と当局が対峙している現場に居合わせた場合は、ドアロックをかけ車内に留まっているよう呼びかけた。
この発表に先立ち各報道が、衝突が終了した16:00過ぎに、ウィパワディー・ランシット通り上に設置されていた検問所にいる警察官を見て逃走した男が乗り捨てたバイクから63発のM79とパトゥムターニー県内の警察署に所属する巡査部長補の男性の証明書が発見されたが、男が証明書に記載されていた巡査部長補と同一人物なのかについては確認出来ていないと報じていた。