2010年04月29日

クーデターがタイ混乱の元凶とするスー・チー女史発言はAFPの捏造、NLD報道官が確認

 ミャンマーのアウン・サン・スー・チー女史が率いる国民民主連合のヤーン報道官は28日、タイの軍が選挙により選ばれた指導者であるタクシン元首相の実権をクーデターにより掌握し、軍が憲法を制定した事がタイ政界混乱の元凶であるとスー・チー女史が指摘したとするAFPの報道は事実に基づかない捏造である事を明らかにした。

 ヤーン報道官は、スー・チー女史はインタビューの際に報道されているような発言をしていないだけでなく、タクシン元首相の名前すら一言も出していなかった事を明らかにした上で、問題の記事はAFP側のメリットの為に書かれたものであると指摘した。

 ヤーン報道官はスー・チー女史の顧問弁護士で、AFPの記事中でスー・チー女史の発言を記者に伝えたとされていた人物だという。

posted by Jean T. at 01:24| バンコク ☔| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする