2010年04月30日

ヂュラー病院、安全不安から一部の患者を転院 - 前日には赤服による押しかけ捜索

 反独裁民主主義同盟のデモ隊が占拠しているラーチャダムリ通りにあるヂュラーロンコン病院は30日朝、入院患者や見舞いに訪れる親族に対する安全を確保する為に一部の入院患者を一時的に他の病院に転院させる方針を明らかにした。

 同盟側は、かねてから同病院内に軍関係者が潜んでいると指摘しており、29日夜には幹部のパーヤップ・パンゲート氏等が病院側と交渉した上で一部のデモ隊とマスコミ関係者を引き連れて病院内の捜索を行っていた。また、パーヤップ氏は、30日にも再度全フロアーに渡って捜索をする考えである事を明らかにしていた。

 29日行われた捜索では軍関係者は発見されなかったが、その際に同盟の自警組織員が不審な男性2人の身柄を確保し、集会場のステージ裏に連行する場面も見られたが、最終的に男性2人が建設作業員である事が判明し身柄を解放されている。

 また、一部報道は、捜索の為に病院内に入ったデモ隊の一部が去り際に院内で大型の爆竹を破裂させたと報じており、また、INNやポストトゥデー紙(SMS速報)は、病院前に集まっていたデモ隊に向けた高所からの銃撃が発生し、1人が負傷したと報じた。尚、当時放送されたTNN24のニュースは、警察官に向けた銃撃が発生したと報じていた。

 マティチョン紙によると、ヂュラーロンコン病院側は、内科病棟に入院している高齢者を中心にシリラート病院、バンコクセントラル病院等のバンコク内の病院に転院させる方向でコンタクトを取っているが、全部で1,500ベッドある入院患者の内何人を転院させるかに関しては明確になっていないという。

 また、ポストトゥデー紙は、病院長の言として、既に一部の患者をシリラート病院に転院させたと報じている。

 一方、同盟の活動に関する公式情報を英語で提供しているRed_Phan_Fa_2Dayは、Twitter上で同盟側のヂュラーロンコン病院に対する対応に非難の声が上がっている事を受け、「午後4:00にガードが軍部隊がいるのを目撃した事を受けた措置だった」と釈明するメッセージを配信した。

* 関連報道動画



posted by Jean T. at 12:05| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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