調べによると、6-7人の警察官がスラム内に集合していた暴走族の摘発に乗り出した際に、逃げ場を失った暴走族に属していた3人が川に飛び込み、1人だけが自力で陸上にあがった。
死亡した17歳の少年の恋人(17)によると、警察官の内の1人が、陸にあがろうとしていた3人に銃を向け罵声を浴びせていた為、3人は陸に上がろうにも上がることが出来ない状態だったという。
また、摘発に乗り出した警察官は、川に飛び込んだ3人の内2人の姿が川から消えたにもかかわらず、行方捜索に乗り出すことなくバイク2台を押収して引き揚げて行ったという。
首都圏警察本部バーンポー署は、暴走族の摘発に乗り出したタオプーン署の警察官に職務遂行義務違反があった疑いがあると見て、当該警察官を召喚し事情聴取を行う方針である事を明らかにした。