調べによると、学校に押し入った7人組みは、当時学校の警戒作業にあたっていた4人の村自警組織員が所持していた銃器等を強奪した上で、男性を連れ出し、学校の裏手で男性の手を縛り、口を塞いだ上で銃弾2発を男性に撃ち込み殺害した。
また、7人組みが軍服状の服を着用していたとする報道もある。
治安当局側は、地域に潜伏する分離主義組織関係者が地域内に於ける影響力拡大と村自警組織に対して恐怖心を植え付ける目的で犯行に及んだと見て捜査を開始した。
また、ナラーティワート県スンガイ・パーディー郡内では13日早朝、バイクで路上を走行中だったイスラム教徒の男性(48)が何者かに銃撃され死亡した。
男性は、南部情勢が激化した後にマレーシア領内に逃れた131人のイスラム系住民の1人で、帰国後は、マレーシア領内にある建設材料店で働くために毎朝国境を通過していたという。