これに先立ち、タクシン元首相からの後押しを受けているとされる、チャルゥム警察大尉とライバル関係にあるミンクワン・セーンスワン氏を不信任決議案審議進行のリーダーに据える動きが党内にあるのに対して、これまで同審議のリーダーを務めてきたチャルゥム警察大尉がミンクワン氏主導の審議への参加を辞退すると発言した事を受け、同警察大尉が党を離脱し新党を結党するのではないかとの憶測が広がっていた。
チャルゥム警察大尉は、向こう3ヶ月間にわたり総選挙の際にタクシン元首相を全面に出すこと、バンコク票田の重視及び不信任決議案審議を初めとする党の取り組みへの新思考の導入の3つの要求に対する党側の態度を見極めた上で、党側が要求受け入れを拒否した場合は、党を離脱し新党"新選択肢党"を旗揚げする考えである事を明らかにした。